今日はも一個。

新潟で激甚災害が起きた。
震度6の大地震。
台風や長雨の水を吸い既に臨界状態だった山は地滑りを起こし、安全神話を誇っていた新幹線は脱線し、10万人にも及ぶ住民は今も避難所での生活を強いられている。

地震が起きたとき、東京に住んでいる私もはっきりと揺れを感じた。
強い地震だと思っていたら、テレビの番組が一斉に切り替わり新潟が震源で大きな被害が出たことを報道し始めた。
地震発生から既に1週間近く経過しているが、今も余震が続いている。
時折東京でも体感出来るほどの地震が起こる。
寒い新潟の避難所で毎日少しずつ家を片付けながら避難所で苦しい生活を強いられている住民の方々の苦労は、安楽な毎日を送っている私などには想像も出来ないようなものだろう。

こういう災害時にいつも思うのだが、各党の党首だとか首相とかが来るのはどうなのだろう?
今回小泉首相は発生後4日経って現地を訪れたことに行くのが遅いとの批判が集まっているが、首相の警備だったり説明のために徴用される市の役人だったりは無駄なものだと思うのだが。
少なくとも市の役人は復興や避難所の管理、援助物資の管理などで仕事が山とあるような状況だろう。
それを放って首相に付きっ切りと言うのは迷惑じゃないだろうか。
実際に私はそのような災害の現場にいたことがないので、避難されている方たちにとってどうなのかはわからないのだが、首相が来て指揮を執っているところを見せるのはそんなに励まされることなのかな。
その辺りニュースを見ていて疑問に思った。

いつ余震が収まり平穏な日々に戻れるのか、本格的な復興に入れるのかわからないが、どうか新潟の人たちには頑張っていただきたい。
いつ地震が襲ってくるともわからない不安な日々が早く終わりますように。
何も出来ない私はやはり無力だな・・・

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