そういう時期になりました。
明らかに盛り上がるであろうパリーグから。
セリーグは見所が少ないので。

1.ホークス
2.マリーンズ
3.ライオンズ
4.バファローズ
5.ファイターズ
6.ブルーウェーブ
名前が短い順です

優勝は順当にホークス。
小久保・村松と二人レギュラークラスが抜けたが、去年は小久保なしで優勝しているし、村松の穴は柴原が普通に働けば埋まる。
あとは柴原・バルデスに続く外野手だけ。
これには高橋和幸と辻に期待がかかるところか。
大道は出来れば代打で取っておきたいし、外野を守らせるのには不安がつきまとう。
不安な外野はバルデスだけで充分。
あとは投手陣。
杉内、和田が現在怪我、齋藤が不調と昨年ローテを支えた投手がいないが、怪我の二人は4月中には戻れるようだし、ルーキーの馬原と2年目の新垣が好調。
ローテ大崩れで崩壊する可能性は低いんじゃないかな。
不安なのは齋藤が今年は見違えるように悪くなっていること。
昨年の20勝は愚か、現状では二桁も厳しい。
5人目の先発を探すのが急務になるかも。
田之上が再度爆発すると面白いかもね。

続いて2位はマリーンズ。
投手陣はホークスにも負けないくらい揃っているチーム。
ファンと言う贔屓目を抜いても決して弱くない。
安定感抜群のミンチーを始め、清水直行・渡辺俊介・加藤康介・小野晋吾・藪田と次々に先発候補が出てくる。
更にそこへ帰ってきた小宮山、遂に復活のジョニーと加われば豪華先発陣に。
恐らくローテは直行ミンチー俊介小宮山と続き、5人目がジョニー・加藤・藪田辺りで競う形になるかな。
個人的には小野はかなりダメな印象なので敢えて外してますが。
続く中継ぎに戸部・川井と・・・ここが薄い。。
何故ブライアンを首にしたのだ・・・
先発で敢えて外した小林宏之はこの中継ぎです。
誰がなんと言おうとコバヒロは中継ぎエースなので。
と言うかコバヒロが支えてくれないと辛い。
先発させてる場合じゃないっちゅーねん。
最後に抑えは言わずと知れたコバマサ。
ここは全く心配してないです。
五輪で一時抜ける可能性が高いのが少し気懸かりなくらい。
打つ方は去年から打ってないので特に気にしていません。
3割30本100打点のフェルナンデスが抜けたのは厳しいけど、それをアグバヤニと承●(火へんに華)が二人で埋めれば問題なし。
フランコは私見たことがないので評価の下しようがないです。
打ちそうなのかな?
あとは小坂が出塁率をあげること。
これが出来れば確実にAクラス入りが見えます。

3位ライオンズ。
本来であれば優勝か2位予想でも良いのだけれど、カブレラが怪我で6月まで戻らないこと、五輪で松坂豊田と言う先発・抑えのエースが約1月抜けること、その上許と張も台湾代表として抜けること、松坂に続く先発投手不足などの要因で少し下げてます。
打撃に関して先述のカブレラ離脱は非常に大きいです。
以前の日記にも書いたけど、カブレラの成績分の数字もさることながらそれによりベンちゃんが4番に昇格したことが大きい。
多分5番は後藤武敏になるかと思うが、ベンちゃん敬遠で後藤勝負を選ばれる可能性のほうがまだ高いと思う。
そこで後藤がどれだけ奮起出来るかかな。
もし後藤がそこで期待に応えるようであれば、ベンちゃんも生きてくる。
松井の抜けた穴は埋められるレベルではないので、大島が頑張って穴を小さくするしかないでしょう。
大島が打ち、柴田が走りまくることで穴を小さく出来るくらいかな。
一方の投手陣は松坂以外の先発が軒並み不調なのが気懸かり。
後藤、張、西口、許あたりで回すことになると思うが、松坂と比べてしまうと一段落ちるのは否めない。
その先発を継ぐ中継ぎも森が体調不良、青木が大爆発で2軍落ちと暗いニュースが多い。
三井・帆足・長田と言った若手がどれくらい踏ん張れるかにかかっているかな。

4位。
バファローズ。
とにかく打って打って打ちまくるのがチームカラーだが、ローズが移籍、吉岡が靭帯損傷で今期絶望と主軸クラスが二人抜けてしまった。
中村も膝や手首などに怪我を抱え、恐らく数年前のような活躍は出来ないと思う。
となると今まで6〜7番あたりを打っていた川口や磯部に期待がかかるが、どうも今一つ伸びきらない。
大村が獅子奮迅の活躍をするが、その後が続かないと言う状況になりそう。
あとは吉岡の離脱でファーストの定位置を掴みそうな北川の爆発に少し期待。
投手陣に関してはいつも通りだろう。
岩隈、パウエル、バーンに続いてくる先発がいない。
移籍の川尻、若手の朝井、ルーキーの香月、復活を期す加藤に山村あたりが候補になるか。
中継ぎ以降ではここ数年鬼神と化した吉田豊彦、地味に渋く小池、若手で元気一杯の高木、宮本辺りが投げるかな。
そしてどこでも投げられる岡本とそれなりの駒は揃っている。
上位に挙げた3球団には劣るためそれなりに失点をするだろうから、それをカバーするくらい打ちまくるバファローズらしい試合をどれくらい出来るかで順位が大きく変動するチームだと思う。

5位。
ファイターズ。
正直4位と5位は迷った。
戦力的にはややバファローズの方が上だと思うが、札幌に移転して1年目ということで今年にかける意気込みは大きいだろう。
円熟期を迎えている小笠原がどれくらい打つか、客を惹きつけるかが差を分けるかも。
注目の新庄は恐らくタイガース時代と同じでしょう。
調子の波が大きく、乗った時はどんな球でも右中間を破るライナーを打ち込むし、ダメな時は全部引っ張ってショートゴロの山になる。
変わらないと思います。
新庄がセンターを守ることで、ランナー2塁からセンター前を打たれてもサードでランナーが止まってくれると言う効果は大きいだろうけどね。
注目はぐんぐん力を伸ばし、小笠原をサードへ飛ばした男木元かと。
今年は大爆発しそうな予感。
調子に乗せるとホームラン王取るくらい打ちまくりそうな気がする。
で、問題の投手陣。
慢性的に続けて活躍できる投手がいないのが弱点。
昨年は金村が良かったもののいつガラスのエースっぷりを発揮するかわからないし、吉崎は怪我で開幕絶望、調子が上がらない正田と、安定していそうなのがミラバルくらいで不安要素が多い。
移籍してきた入来や復活しかけている岩本の二人が活躍しないと厳しいでしょう。
先発の後を継ぐ中継ぎ、抑えにも不安は多い。
現状では建山にかかる負担が大きすぎる。
瞬時に燃え尽きた感のある佐々木や井場、伊達、中村隼人と言ったところの復活が待ち望まれますな。
伊藤とか桜井とか矢野とかいい投手になりそうなのは結構いるんだけどなぁ。

最後に最下位。
ブルーウェーブ。
戦力的に仕方がないでしょう。
昨年のオフは伊原監督の起用、中村GMの就任、FAで村松を獲得と精力的に動いてきたものの、どうしても他球団に比べて一段落ちるのは否めない。
兎に角打てないため、一昨年最優秀防御率を獲得しながら3勝8敗と言う脅威の成績を収めた金田のような選手が出てしまう。
期待が出来るのが谷一人で、あとはどんぐりのせいくらべというのが現状かと。
伊原と村松のコンビで塁上をかき回し、渋くランナーを溜めて谷で還す戦い方になるんじゃないかな。
あとは投手陣にまた最優秀防御率を取るくらいの活躍を望まないと順位は上がらないと思われ。
昨年みたいに1試合29失点とかしているようでは優勝は愚か最下位脱出も厳しいでしょう。

明日はセリーグです。

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