神降臨!!

2002年9月22日
野球観戦記2。
今日から車での旅です。

旅初日は軽く朝6時半に出発して甲子園へ。
着いたのが10時頃。
まだ駐車場さえ開いていなかったのに、既にチケ売場には数十人の当日券目当ての観客が・・・
まさにバカハケーンって感じですな。。
勿論私達二人もそのバカハケーンの一員です。

試合は阪神広島戦。
前回甲子園に行った時にも広島戦で、長谷川に軽く捻られたイヤな思い出があるため長谷川だけはイヤ。。
一応予想先発は井川と黒田。
両チームのエース同士の対戦と、最高のカードだが・・・

試合は全く予想外の展開。
まず井川が初回途中、僅か2/3回でK.O。
投球練習を見ていてゆにと二人で被弾してK.Oされそうと話していたので、前田の3ランでノックアウトは本当に驚いた。。
取ったアウト二つも東出のバント失敗と福地が打球に当たったため取ったもの。
つまり実質一つも抑えてアウトを取ってない。
制球は定まらないし、球は上半身だけで投げていたため軽いしと、ほぼ最悪の出来でした。
逆にこの段階で井川を諦めた星野監督は英断かと。
後を継いだ安藤が上々の出来で試合を締めてくれた。

初回に3点を先制されたタイガースは1点ずつ返して、なんとか同点。
しかし安藤を継いだ金澤が炎上。
6点のビハインドを負う。
多くのファンが敗北を覚悟して帰宅する中、ここから奇跡が起こる。
5−9で迎えた9回。
この回から登板の幹英を攻めて連打と内野ゴロでまず1点。
ランナー2,3塁から代打の神様(と言うか代打の取り去って現人神)八木降臨。
スタンドへ運べば同点の場面。
周りのタイガースファン共々まさに神頼み。
カープのピッチャーは幹英から今季無敗のクローザー小山田へスイッチ。
その初球代わり端。
レフト前へ見事なタイムリーヒット。
神に後光が差しておられた。
これで1点差。
ここで登場するのは不振の3番片岡。
ただ、この日はタイムリーも放つなど2安打。
一発出れば逆転サヨナラホームラン。
まさかと思いながら見ていると、、なんと打った!!!
打った瞬間タイガースファン総立ち。
カープファン及び選手達は呆然。
鳥肌が立つようなサヨナラだった。
思わず名も知らぬ周りのタイガースファンと一緒に喜んで来ちゃったし。
元気のいいおっちゃんとも握手してきました(笑)
本当に野球の神が降りて来ているとしか思えないような展開。
初回に井川が3失点K.O食らって、しかも黒田は見た限りほぼ完璧の中こんな勝ち方をするとは思わなかった。
やっぱり野球は最後まで見てないとわからないね・・・
途中で帰った人達本当に勿体無かった。

最高の気分で六甲颪を合唱して、興奮冷め遣らぬまま次の球場へ・・・

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