委員長特権のお話

民主党川村たかし氏が、「税金の無駄遣いを無くすべきだ」として委員長の日当及び公用車の支給を返上したそうだ。
委員長活動のための最低限の歳費のみを使わせていただく事にして、それ以外の特権は必要ないとな。

素晴らしい。
さすが「私は首相になりたい」と常々言っているだけある（笑）
冗談はさておき、無駄を見直すと言う事は非常に良い事。
新聞上でも叩かれていたが、国会開催中は休日であっても日に6000円の日当がつくという。
そして全ての移動に際して運転手一人と公用車が一台つくそうな。
それに加えて委員長としての視察等の活動のために使われる委員長歳費も支給されるとの事。
（しかもこの委員長歳費も使途不明金が多いらしい）

一概にこれらが全て無駄とは言えないけれども、少なくとも公用車ってのは無駄じゃないかい？
国会議員達は既に自分の車持ってるやろ？
それに加えてなぜもう一台必要なのさ。
面子とか権威とかそんなもののために、火の車の財政から金出すのなんて政府だけやで。
私がいつも言っているように、財政が厳しくなればまず自分の使い方を見直すのが通常の感覚。
自分の手元では湯水の如く金を使うくせに、国民に対して金を出せ、補助金の削減をするじゃあ誰も納得しないって。

次に日当の話かな。
一応委員長と言う職務があるわけだし（冬眠状態の委員会も存在して、実質委員長は何をやっているのか誰もわからない状況と言えども）、報酬がある事自体には文句はないです。
文句があるのは休日にまで日当が支払われる事。
働いてない時にまで金を貰うんぢゃねぇ！！

歳費はまぁしょうがないかなと。
活動するにはどうしても銭が必要なのは事実だし。
ただし出納をはっきりしてもらいたい。
今回の委員長にしても、各省庁にしても同じ。
金の問題はどうしてもついて回るわけだから、透明性を常に高める事を念頭に置かないと。

さてここで川村氏の行動に対する反応について。
まず鳩山邦夫「衆院議運委員長」（タグ使って強調してやりたいくらいだが・・・）。
まず公用車は必要だとの考えだそうな。
危急の際に素早く戻ってこられるために公用車は必要だと。
だからてめぇは公用車以外に車を持ってるだろうが・・・
それ使え。
日当について。
一日6000円は高いとは思わないってさ。
そりゃアンタにとったら6000円なんて大した金額じゃないだろうさ。
でも一日に6000円稼ぐために国民がどれくらい働いてるかを知っていれば、とてもそんな事は言えないやろ？
それをアンタは休日でも家でぼへら〜っとしてれば6000円貰ってるのよ。
こっちとアンタの感覚がズレすぎ。
歳費については、必要だと思うのは私も同じなのでそこは割愛。。
で、周りとの協議なく独断で特権を返上した事については、スタンドプレーと言われてもしょうがないとさ。
アンタ等協議なんてしてたらいつまで経っても特権返上なんてしないじゃん・・・
こういう時はスタンドプレーでも良いから、一人先行して動く人間こそが必要なのよ。
巧遅より拙速を尊ぶべし。

他にもポピュリズム（大衆迎合主義）だとか、他の委員長達に迷惑がかかるとかの反発が出てた。
まぁ、簡単に蹴散らせる方から。
他の委員長達に迷惑が掛かるって方。
阿呆か。
そんなん気にしてるからいつまで経っても改革が進めへんねん。
少しは意識を変えろ。
脳味噌洗って出直してきな。
次、ポピュリズム。
国会議員なんだから、諂いでさえなければポピュリズムも良いんじゃない？
大衆迎合主義って事は、国民の望む事を実行してるわけでもあるしね。

まぁ、なんにせよ川村氏のやった事を支持しますってことで。
小さいことでも動くと動かないの差は大きいはず。