書評初日(予定)

2002年6月21日
一応2日続けて書評の予定。
明日何かおもしろいネタがあれば飛ぶ可能性アリ。

初日はT・クランシーのオプセンターシリーズ。
その名も「ノドン強奪」
凄いタイトル(汗)

本の内容はネタバレになるんで書きません。
まず簡単に読んでみての感想。
素直に面白いです。
何度も繰り返されるある表現が少し気に障ったけど、ストーリーも頭に入りやすいし内容も面白い。

私はT・クランシーの本を読むのは初めてなんで知らなかったんだけど、この作品は少しクランシーの組み立てからすると異色らしい。
ストーリーの根幹に関わるんで書き辛いんだけど、私はこの書き方の方が好き。
共著のスティーヴ・ピチェニックの影響が大きいみたいだけどね。

全体としてやはりアメリカらしくアメリカが正義であるって言う設定があるんだけれど、一般的な見方でなく少し観点を変えたストーリーには結構引き込まれた。
少なからず私も視野狭窄に陥っていたなと気付かされた気がする。
別に彼の書いている事が全て正しいとは思わないし、これをノンフィクションだとは全く思わないですが。

テロリズムを扱った作品が好きな人は読んでみても損はないんじゃないかな。
面白くなかったと文句言われても責任の取りようがないですが。

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