東京読売巨人軍から読売巨人軍にチーム名が変更され、ビジターユニフォームの胸の部分の文字が「TOKYO」から「YOMIURI」へ変わる事に対してファンが横断幕を掲げて抗議をした。
それに対して土井球団代表は「気持ちは分かるが、歓迎するものではない。我々としては会社の名前が変わり当たり前のこと。多少の気持ちのズレは仕方ないが、ああいう形で出るのは残念」、原監督は「見てなかった。試合に集中してたから」とのコメント(ニッカンスポーツ記事より転載)

まず基本的な私のスタンスから。
TOKYOからYOMIURIへの変更は私も反対です。
それを行わなければならない必然性を感じないし、企業の形態が株式会社に変わる事などファンからは離れた話だから。
ベイスターズやマリーンズのように地域に密着した形を目指すと言う流れにも逆行している。
なぜ東京読売巨人軍から東京を外す必要性があるのだろうか。
そこには読売と言うブランドの押し付けの意図しか見えない。
あまりにもファンの立場からは遠い話。
だからユニフォームの変更には反対。

近年流行のように多くのチームがユニフォームを変更している。
グッズ収益でも見込んで変更しているのかもしれないが、ファンは長く続くユニフォームには愛着を持っているはず。
目先の利益に捕われた変更は辞めてもらいたいものです。

閑話休題。
文頭の話へ戻そう。
ファンの掲げた横断幕に対してのフロント、そして現場のトップの反応はあまりにも冷たい。
野球であれサッカーであれ、プロスポーツを支えているのはファンである。
そのファンの意志をまるで邪魔なもののように扱う球団代表の言葉。
そして試合に集中していると言う口上で自らファンから距離を置く監督。
あまりにも哀しくないですか?
そんなにも経営側から見るとファンは遠いものですか?
ファンだって選手達に負けないくらいチームの優勝を望み、お金を払って試合を見に、応援に来ているはず。
長く応援し、強くなる事を願っていたファンに対して、離別宣言とも取れる彼等の発言はとても悲しい。

そんなにファンって球団側から見て遠いものですか?

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