士気

2002年5月19日
今ベイスターズどん底状態ですね。
勝率が2割を割ると言う悲惨な状態。

名将と言われた森監督の腕の見せ所とも言えると思うんだけれど、さてどんな手を打ってくるだろうかと思ってニッカンをチェックしていると、、敗因などを分析するのではなく士気を上げる事を一番にするとの事。
さすがって感じですな。
こういう時はどうしても「なぜ負けたのか」と言う事に目が行きがちだと思う。
そこをチームの士気を上げる事に専念すると言うのは慧眼かと。

ベイスターズファンには悪いけど、今勝てないのは明らかにチームの戦力が劣っているから。
投手は三浦しかいない。
打者は鈴木尚典しかいない。
しかもその頼みの三浦にもなかなか勝ちが付かず、好投しているにも関わらず2勝6敗という成績。
完全に歯車が悪い方悪い方へと回ってる。

こんな時にはもう戦術は取れない。
勿論必要な時にはサインを出すけれどね。
戦術云々よりも、とにかく一つ勝つ事。
気持ちを乗せる事が大事。

タイガースを応援していると、負け癖と言うものがいかに厄介なものかよくわかる。
負けても選手達が当然だと思い始めてしまうんですな。
そうなると当然士気が上がらず、ますます成績は悪化。
成績が悪いから選手達も負け癖が抜けない。
この悪循環になる。

選手達が一生懸命試合に取り組み、勝とうとしているのはよくわかる。
とにかく一つ一つ勝ちを拾って、自信を取り戻させるしかない。
こういう時こそ監督は明るく振舞い、少しでも選手をプレッシャーから解き放ってあげるべき。
それが森監督もよくわかっているんだと思う。

ファンもこういう時は支えてあげてくださいな。
監督更迭とか、戦犯を論うのはより士気を下げるだけ。
一生懸命応援して、一生懸命勝ちに行く。
これ以外に打開策はないと思いマス。

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