所感
2002年1月30日昨日の予告通り真紀子はん、ムネオちゃん関係のお話。
ある程度情報を集めた・・・と言うか新聞とニュースだけなんですけど、評判は悪いみたいですね。
小泉支持率が22%まで急落と報じているスポーツ紙までありましたが。
まず私の感想。当然ひねくれてます(笑)
小泉がやっと田中真紀子を斬れたかなってところでしょうか。
非常に国民に人気のある彼女を随分前から小泉は斬りたがっていたように思います。
嫉妬などと言う理由ではなく、原因は彼女の失言癖です。
特に9月に起こったNYでのテロの際、アメリカ高官の避難場所を洩らしてしまったと言う件は致命的。
下手をすればアメリカを支えている人材をテロで失う可能性まで存在していたのだから。
彼女の失言癖は当然国会でも集中的に叩かれ、その任命責任を首相は問われます。
自民党内からも外相としての資質を疑問視する声が上がり、更迭論が絶える事はありませんでした。
野党からはともかく、内部からの突き上げは強い党内基盤を持たない小泉にとって厳しいはずです。
小泉にとって田中真紀子と言う人物は元より人気取りのためのパンダでしかなく、決して資質を買っていたわけではないと思います。
高い支持率を誇り、党内の反対の声も抑える事が出来ている今、つけ込む隙を与える彼女は小泉にとって邪魔な存在です。
故に常々馘首の機会を伺っていた小泉にとって、今回の喧嘩は好機だったわけです。
喧嘩の内容は言った言わないの下らないものです。
こんなことで予算審議の流れを悪くする田中、鈴木両氏には国民が失望するだろうとの読みがあったのではないでしょうか。
ここぞとばかりに更迭します。
勿論田中のみを更迭したのでは不公平との声が出るのは明らかですから、喧嘩相手の一角である野上外務相事務次官も更迭します。
更に議員運営委員長を務めている鈴木からも辞表の提出を求めます。
これで喧嘩両成敗という形で田中斬りを出来ました。
今回の件で私が考えた事はこんなところでしょうか。
よく言えば改革へ前進するためにリスクを冒したとも言えますが、目下の抵抗勢力である鈴木は辞表提出で田中は更迭では評価されるのは難しいかと。
やはりテロの際の失言の責任を問うて更迭したかったですね。
盲目的に田中が正しいと信じる国民の反発を恐れて出来ませんでしたが。
余談・・・
盲目的に一人の人間の言う事を国民全体でバックアップしてしまうと言うのは非常に恐ろしい事です。
真実を追究する事を忘れた民はファシズムの餌食となりかねません。
今回新聞でのインタビューなどで、田中真紀子が正しい事を言っていると断定する意見が多数見られました。
今までのイメージから田中真紀子が悪い事をするはずがないという決め付けは危険です。
事象毎に自らの良識に基づいて検証しなおす理性を持つ必要があるのでは?
勿論彼女の良いところのみを報道し、失点を黙殺してきたメディアに大きな責任があると思いますが。
最後に大橋巨泉の辞任劇について。
氏談「敵前逃亡と言われるかもしれないけれど・・」
はい。敵前逃亡です。
ある程度情報を集めた・・・と言うか新聞とニュースだけなんですけど、評判は悪いみたいですね。
小泉支持率が22%まで急落と報じているスポーツ紙までありましたが。
まず私の感想。当然ひねくれてます(笑)
小泉がやっと田中真紀子を斬れたかなってところでしょうか。
非常に国民に人気のある彼女を随分前から小泉は斬りたがっていたように思います。
嫉妬などと言う理由ではなく、原因は彼女の失言癖です。
特に9月に起こったNYでのテロの際、アメリカ高官の避難場所を洩らしてしまったと言う件は致命的。
下手をすればアメリカを支えている人材をテロで失う可能性まで存在していたのだから。
彼女の失言癖は当然国会でも集中的に叩かれ、その任命責任を首相は問われます。
自民党内からも外相としての資質を疑問視する声が上がり、更迭論が絶える事はありませんでした。
野党からはともかく、内部からの突き上げは強い党内基盤を持たない小泉にとって厳しいはずです。
小泉にとって田中真紀子と言う人物は元より人気取りのためのパンダでしかなく、決して資質を買っていたわけではないと思います。
高い支持率を誇り、党内の反対の声も抑える事が出来ている今、つけ込む隙を与える彼女は小泉にとって邪魔な存在です。
故に常々馘首の機会を伺っていた小泉にとって、今回の喧嘩は好機だったわけです。
喧嘩の内容は言った言わないの下らないものです。
こんなことで予算審議の流れを悪くする田中、鈴木両氏には国民が失望するだろうとの読みがあったのではないでしょうか。
ここぞとばかりに更迭します。
勿論田中のみを更迭したのでは不公平との声が出るのは明らかですから、喧嘩相手の一角である野上外務相事務次官も更迭します。
更に議員運営委員長を務めている鈴木からも辞表の提出を求めます。
これで喧嘩両成敗という形で田中斬りを出来ました。
今回の件で私が考えた事はこんなところでしょうか。
よく言えば改革へ前進するためにリスクを冒したとも言えますが、目下の抵抗勢力である鈴木は辞表提出で田中は更迭では評価されるのは難しいかと。
やはりテロの際の失言の責任を問うて更迭したかったですね。
盲目的に田中が正しいと信じる国民の反発を恐れて出来ませんでしたが。
余談・・・
盲目的に一人の人間の言う事を国民全体でバックアップしてしまうと言うのは非常に恐ろしい事です。
真実を追究する事を忘れた民はファシズムの餌食となりかねません。
今回新聞でのインタビューなどで、田中真紀子が正しい事を言っていると断定する意見が多数見られました。
今までのイメージから田中真紀子が悪い事をするはずがないという決め付けは危険です。
事象毎に自らの良識に基づいて検証しなおす理性を持つ必要があるのでは?
勿論彼女の良いところのみを報道し、失点を黙殺してきたメディアに大きな責任があると思いますが。
最後に大橋巨泉の辞任劇について。
氏談「敵前逃亡と言われるかもしれないけれど・・」
はい。敵前逃亡です。
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