今日ぐらいはね

2001年4月26日
最近封印してた政治ネタを。

今日から新政権の発足。
マスコミが脱派閥内閣だの改革内閣だの喚き立てていたが、組閣人事を見た限りではまぁこんなもんかなと言う感じ。
元々期待してなかった分だけ失望感は無かった。

まず今回の組閣で評価できる点。
宮沢喜一を外した(^^;)
  こんなもん当たり前じゃ。何の危機感も持っていない人間が一番危機が近い大臣やってるのはおかしいじゃろが。
石原伸晃を行革担当に据えた。
  これは意外だった。日和見を決め込んでた石原が出てくるとは思わなかったし、出てくるのならば支持の多い塩崎恭久が先に出てくると思ってた。親父と同じ言うだけの事はやる人間か、若しくは口だけの人間かを見極めるいい機会だな。
平沼赳夫、柳沢伯男留任。
  彼等は元々実力を買っていたし、それぞれ適任なので。
竹中平蔵入閣。
  これが目玉になるだろう。今まで多くの首相諮問機関などにも顔を出し、テレビの番組などでもお馴染みの人間なので評価が高くなるのでは?
坂口力留任。
  公明党から入れるならこのポストしかないだろうし、このポストに座らせるのなら彼が最適なのではないだろうか。

次に悪い点。
福田康夫、片山虎之助留任。
  なんでやねん。何の役にも立たんやんけ。特に福田康夫など毎日の会見や国会の答弁でも無能ぶりをさらけ出していたのに。やはり親の血筋かと思わせた人事。片山の方は役に立たないのと、省庁再編の大きな目玉だった総務省にも関わらず存在感が無さ過ぎた。
田中真紀子外相。
  加藤紘一のほうが良かったんじゃない?実務的には。彼女は散々大きな口叩いてきたけど、実際に今までに何かやった?これからも何も出来ないでしょ。
川口順子留任。
  女を多くしたいのは分かるが、何でコイツまでと言う印象。環境相時代に何も出来なかった上に環境破壊を推し進めるような発言をしていた記憶がある。こんなやつは問題外。

全体評。
  まぁこんなもんでしょ。やや若返りは果たしたものの、結局は派閥のバランスを取った人事になってる。
  期待していない分失望は少ない。
  冒頭に書いた通り。
  女性が多いだの何だのとマスコミは騒ぎ立てているが、もうそんなことを言っていること自体が時代遅れだし、そんなことで人目を引いている余裕がある時代じゃない。
  経済危機だと喚いて来たマスコミにも大して危機感が無いことを露呈した組閣人事でないかな。

久しぶりに長くなったな(^^;)

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